現在、航空機業界では、世界的に電動化、電動推進の技術革新が加速している。これまで主に機体構造に参画してきた日本の航空機産業を、航空機電動化という技術の革新を捉えて飛躍的に成長させるためには、 技術開発だけではなくルール形成の領域にも注力していく必要がある。本セミナーでは、SAE InternationalのTechnical Committeeの一つとして電動推進の標準化を議論しているE-40に見られる国際標準化の観点から、経済産業省様が実施した調査研究の結果を報告すると共に、7月末に開催されたSAE InternationalのS-18コミッティのミーティング内容について報告する。
セミナー内容
<電動航空機のルール形成(国際標準化含む)戦略に係る調査研究>
令和2年度に経済産業省様の委託事業として実施された省エネルギー等に関する国際標準の獲得・普及促進事業の結果、得られた成果を経済産業省様より以下の内容でご講演いただきます。
- 電動航空機における標準化団体の概要と最新動向(E-40、AE-7等)
- SAEを例としたルール形成戦略
- 電動航空機におけるルール形成戦略に関する提言
<SAE International S-18 Technical Committeeミーティング参加報告>
現在、SAE International S-18 Technical Committeeでは、ARP4754A、ARP4761の改定作業が進められている。本年7/26(月)から30(金)にそのミーティングが開催され、改定内容、進捗状況、無人航空機への取り組みなどが協議された。今回、このミーティングに参加したCerTCASの会員からその内容を報告する。
開催要領
- 講師: 経済産業省 製造産業局 航空機武器宇宙産業課 航空機部品・素材産業室 廣田様
/株式会社SClabAir他 - 開催日: 2021年9月28日(火) 15:00-16:30
- 開催場所: Webセミナー
- 予定参加者数: 90名程度
- 参加条件: 特になし
申し込み方法
以下のURLより参加の申し込みをお願い致します。(こくちーず(告知’s)を使用しております)