活動案内

2021年度CerTCAS総会を開催しました

  • 2021.6.6

2021年5月28日、2021年度航空機装備品認証技術コンソーシアム(CerTCAS)総会(設立総会)が、オンライン形式で開催されました。当日時点でのCerTCAS会員である37組織中、31組織が参加し、経済産業省様、国土交通省様、JAXA様、信州大学様のオブザーバの方々も加えて総勢54名が参加して1時間余りの議事が執り行われました。

冒頭、CerTCAS代表の住友精密工業 高橋氏より開会の挨拶があり、これまで3年間JAXA様主導で推進してきた装備品ソフトウェア認証技術イニシアティブを引き継ぐ形でCerTCASが設立されたことを紹介し、その設立の目的は日本の航空機装備品産業の競争力強化にあることを述べられました。その上で、今後の航空機装備品産業の発展にCerTCASが寄与するべく活動を推進していく決意を言葉にされました。

続いて、CerTCASの上位機関である一般社団法人 航空イノベーション推進協議会(AIDA)の代表理事であられる鈴木様よりご挨拶をいただきました。鈴木様は、航空機産業におけるカーボンニュートラルが求められている昨今、電動化技術とともに認証技術はさらに重要になってくると話されました。加えて、無人航空機、空飛ぶクルマといった新しい空のモビリティの開発が進む中、新たな基準作りを協調領域として捉え、企業間の連携が大切であること、そして、その中核となる存在としてのCerTCASの重要性と期待について話されました。

その後、CerTCAS代表高橋氏を議長として議事が行われました。第一号議案2021年度事業活動計画(案)、第二号議案2021年度予算(案)について幹事のSClabAir 各務氏より説明があり、出席したCerTCAS会員の過半数以上の賛同を得たためいずれの議案も承認されました。
議事と前後して、幹事の多摩川精機 熊谷氏、SClabAir 各務氏より2021年度CerTCAS体制説明、会員紹介、オブザーバ紹介、規約の説明、ホームページの紹介がありました。1時間余りの時間でしたが、多くの会員の皆様にご参加いただき、皆様のご協力もあり滞りなく議事を進めることができました。また、オブザーバの方々にも多く参加いただきました。今回、承認されました事業活動計画に基づき、今後活動を展開してまいります。今後とも、皆様方のご協力とご支援をよろしくお願い致します。
                                        以上

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